日村チームの采配が光った超内々紅白歌合戦2019レポート

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昨年12月27日25時からTBSラジオで放送された「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」の超内々紅白歌合戦2019のレポートです。

 

超内々紅白歌合戦に関しては2016年からレポートを書いているので良かったら過去の記事も読んでみてください。

 

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超内々紅白歌合戦は今回で13回目。これまでの戦績はゴボウさん(設楽)チームが10勝、ブタさん(日村)チームが2勝で、圧倒的にゴボウさん(設楽)チームが勝っています。逆にブタさん(日村)チームが2回勝っていることが驚きで、放送内でもその話で盛り上がっていました。

 

また、超内々紅白歌合戦では2018年からテーマを設けています。2018年は「愛を歌おう」(NHK紅白歌合戦は「夢を歌おう」)でした。2019年のテーマは「ほとんどの歌は応援歌だ!」。NHK紅白歌合戦の「すべての歌は、応援歌だ。」とは偶然似てしまったようです。

 

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超内々紅白歌合戦2019の出演者と曲目

 

1. どぶろっく(初)/ゴボウさん(設楽)チーム

 

2019年のトップバッターはキングオブコント2019王者・どぶろっく。自ら持ち込んだギターによる生演奏でECHOESの「ZOO」を披露しました。

 

安定の歌唱力! どぶろっくがすごいのは2人とも上手いことですよね。日村さんも言ってましたがどぶろっくの歌声は心に響きます。そして、歌の後半にまさかのイチモツネタを挿入。しかも「ZOO」のメロディーも使ってネタとして作ってくる辺り王者の風格を感じました。

 

ゴボウさん(設楽)チームがキングオブコント王者を呼ぶのは2017年大会のにゃんこスター以来。これがゴボウさん(設楽)チームの定番になりつつありますね。

 

2. スズキタケヤス(2)/ブタさん(日村)チーム

 

ブタさん(日村)チームのトップバッターは日村勇紀の同級生・スズキタケヤスさんでした。まさかの2度目! 歌はRADWIMPSの「前前前世」。

 

決して上手くはないのですが、これぞ超内々紅白歌合戦という感じ。超内々歌合戦で聞きたいのはこういう素人のカラオケでゲラゲラ笑うバナナマンの様子なのかもしれません。スズキタケヤスさん本人が前回出場のときよりも積極的に話していて、だんだん慣れてきた感じが面白かったです。

 

3. 中村倫也(2)/ゴボウさん(設楽)チーム

 

ゴボウさん(設楽)チームの2番手に登場したのはなんとこちらも2度目、しかも2年連続、しかもNHK紅白歌合戦にも出演する人気俳優・中村倫也。同じ年に超内々紅白歌合戦とNHK紅白歌合戦に両方出るシンガーはこれが初です。

 

歌ったのはFoorinの「パプリカ」。

 

とんでもなく良い声ですね。歌唱力も高いし、すごく気持ちよく聞いていたのですが、途中から番組ADのドロボーとジャニオタが入ってきて不協和音のようになっていて面白かったです。そして歌っていた3人とも名字が「中村」だという奇跡!

 

4. ソメヤさん(初)/ブタさん(日村)チーム

 

ブタさん(日村)チームの中堅はまたまた日村勇紀の同級生・ソメヤさん。歌は久保田利伸の「Missing」。

 

声が出てなさ過ぎて一番笑いました。ギリギリまで仕事だったこともあってリハーサルが出来ていないというアドバンテージはやはり大きかった。しかし中村倫也相手によく頑張っていたと思います。

 

5. 黒木華&吉田羊(初)/ブタさん(日村)チーム

 

ここまで同級生が2人続いているブタさん(日村)チームのトリは何かを取り戻すかのような豪華さ。女優・黒木華&吉田羊が登場しました。黒木華と吉田羊は中村倫也とともにTBSドラマ「凪のお暇」に出演していた間柄でもあります。

 

スズキタケヤス、ソメヤ、どぶろっく、中村倫也、黒木華、吉田羊が同じラジオブースに存在していることを想像するだけで面白い。

 

歌はザ・ピーナッツ「恋のフーガ」。上手いし、ハモリまで披露して、とても贅沢な時間でした。

 

6. コウメ太夫(初)/ゴボウさん(設楽)チーム

 

ゴボウさん(設楽)チームのラスト、大トリはコウメ太夫でした。歌は安全地帯の「じれったい」。

 

ソメヤさんばりに声が出ていませんでしたが、どことなく味がある歌というか、もっと聞きたくなる感じの歌でした。途中からネタに切り替わりましたが、時間の都合でしょうか、割とすぐに終了してしまって少し残念でした。

 

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超内々紅白歌合戦2019の結果と感想

 

13回目となる超内々紅白歌合戦2019の結果は……。

 

ゴボウさん(設楽)チームが4221票、ブタさん(日村)チームが6577票。なんとブタさん(日村)チームの勝利!

 

まさかの番狂わせでした。結局はトリ同士の勝負がすべてなのではないか、スズキタケヤス、ソメヤの友だち票が効いたのではないか、ゴボウさん(設楽)チームがブタさん(日村)チームの素人2人に油断したのではないか、などいろいろな原因が推測されましたが、結果としては2000票以上の差を付けてブタさん(日村)チームが勝ちました。

 

今回の感想としてはやはりブタさん(日村)チームの采配が見事だったということに尽きると思います。同級生⇒同級生⇒女優2人ですよ。普通なら同級生2人⇒女優⇒女優にしますよね。この采配がリスナーの心を打ったのだと思います。ゴボウさん(設楽)チームもどぶろっく⇒中村倫也⇒コウメ太夫という意外な順番で攻めてきましたが、ブタさん(日村)チームのクレイジーな采配には敵わなかったということでしょう。

 

最後に。毎年感じていて、今年も再確認したことなのですが、いつか超内々紅白歌合戦に吉野誠に戻ってきてほしい。あの歌の上手さが忘れられません。

 

公式レポートはこちら