読書したいけれど本を読む時間が無い、本を読むのが苦手という方のために本の朗読を聴くことができるサービスがあります。オーディオブックと言われているサービスです。
そのオーディオブックで人気なのがAmazonの「Audible (オーディブル)」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」。この記事では「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」をあらゆる観点で徹底比較していきます。
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「本を聴く」ことに興味がある方はぜひ比較検討の参考にしてみてください!
オーディオブックのメリット・デメリット
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」の各項目を比較する前に、オーディオブックというものを利用するメリット・デメリットを簡単に紹介します。
文字を目で認識して読むのと読み上げられている音声を耳で聴くことの違いによるメリットは以下のようなものが考えられます。
- 読み切るまでの時間を短縮できる
- ながら読書ができる
- 目の負担、姿勢の悪化を防ぐ
- 物としての保有が不要
- 発音や読み方でつまずくことがない
- 感情移入しやすい
逆にデメリットは以下のようなものが考えられます。
- コンテンツ自体のラインナップが少ない
- 数ページ戻る、飛ばすなどがしずらい
- 読み手に慣れる必要がある
これらのメリット・デメリットを考慮した上で、メリットが多いと感じる人は利用してみてください。
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」のオーディオブック各項目比較
料金比較
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」の月額聴き放題プランの料金を比較していきます。
Audible (オーディブル)は月額1,500円(税込)、audiobook.jpは月額1,330円(税込)です。
audiobook.jpには月額聴き放題の他に、年割プラン(年額9,990円、月額に換算すると833円)や対象作品と交換できるチケットを月に1枚もしくは2枚もらえるチケットプラン、月額でポイント(1ポイント=1円)を購入する月額会員プランもあります。
※月額聴き放題プランはaudiobook.jpのスマートフォンアプリでのみ利用可
また、「Audible (オーディブル)」、「audiobook.jp」ともに月額聴き放題プランで配信されている全てのオーディオブックが聴き放題になるわけでないのでご注意ください。
支払い方法
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」の支払い方法を比較していきます。
Audible (オーディブル)はクレジットカード、デビットカード(請求先住所が日本国内に限る)のみ、audiobook.jpはクレジットカード、キャリア決済(d払い・ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い)です。
無料体験期間
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」の無料体験期間を比較していきます。
Audible (オーディブル)はに30日間の無料体験期間、audiobook.jpには14日間の無料体験期間があります。
※どちらも初めての登録に限る
無料期間内に解約を行えば、料金はかかりません。オーディオブックのサービスを利用したことが無い方は、ぜひ無料期間を利用して試してみてください。
ついでにそれぞれの解約方法も記載しておきます。無料期間が終わる日付を確認して、自動更新される前に継続するか解約するか判断しましょう。
Audible (オーディブル)の解約方法
PCサイトでAudible (オーディブル)のページにアクセスして、右上の「◯◯さん、こんにちは!」からアカウントサービスをクリック。
アカウント情報の会員タイプの下にある「退会手続きへ」→「このまま退会手続きへ」をクリック。
退会理由を選択して「退会手続きを完了する」をクリック。
スマートフォンしか持っていない場合は、スマートフォンのブラウザでAudible (オーディブル)のページにアクセスして、画面最下部にある「PCサイト」をタップするとスマートフォンでPC版のページを開くことができるので、PC版のページで解約手続きを進めてください。
audiobook.jpの解約方法
アプリを起動して下部メニューから「その他」をタップ。
「聴き放題」項目の「登録状況の確認・変更」をタップ。
「購読中のサービス」の中の「聴き放題」をタップ。
「聴き放題プラン解約前のご確認事項」から「確認ページに進む」をタップ。
解約理由を選択して「解約する」をタップ。
コンテンツ数
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」のコンテンツ数を比較していきます。
Audible (オーディブル)で聴き放題になるオーディオブックの数は12万以上。それに対してaudiobook.jpで聴き放題になるオーディオブックの数は1万5000作品ほどです。
また、Audible (オーディブル)に月額プラン内で聴くことができる豊富なポッドキャスト番組があります。その中にはAudible (オーディブル)でしか聴けないオリジナル番組も含まれています。それに対してaudiobook.jpのポッドキャストは月額プラン料金とは別途料金がかかります。
オーディオブックの声優・ナレーター
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」のそれぞれのオーディオブックの声優・ナレーターを比較していきます。
Audible (オーディブル)の声優・ナレーター
杉田智和/鈴村健一/櫻井孝宏/小松未可子/高橋一生/神谷浩史/杏/大塚寧々/朴璐美/入野自由/柄本佑/堤真一/大杉漣/岸井ゆきの/加瀬亮、他多数
audiobook.jpの声優・ナレーター
神谷浩史/下野紘/前野智昭/大塚明夫/小野大輔/小野賢章/杉田智和/銀河万丈/鈴村健一/釘宮理恵、他多数
アプリの機能・使いやすさ比較
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」のアプリの機能・使いやすさを比較していきます。
Audible(オーディブル) | audiobook.jp | |
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目次 | ◯ | ◯ |
あらすじ | ◯ | ◯ |
サンプル再生 | ◯ | ◯ |
早送り・巻き戻し | 30秒ごと | 10秒ごと |
再生速度 | 0.5倍速~3.5倍速までを0.5倍刻みで設定可 | 0.5倍速~4倍速までを0.1倍刻みで設定可 |
スリープタイマー | 5分、10分、15分、30分、45分、60分、90分、120分、章の終わり、分数カスタム可 | 5分、10分、20分、30分、40分、50分、60分、トラックの終わり |
オフライン再生 | ◯(インターネット環境下でのダウンロードが必要) | ◯(インターネット環境下でのダウンロードが必要) |
ストリーミング再生 | ◯ | ✕ |
再生時間の確認 | ◯ | ◯ |
付箋機能 | ◯(クリップ名、メモ、編集が可能) | ◯ |
ドライブモード | ◯ | ◯ |
レビュー機能 | ◯ | ✕ |
大きく異なるのはストリーミング再生、レビュー機能がaudiobook.jpには無いという点。どちらも絶対に必要な機能という感じでは無さそうな印象です。
細かい部分で言えば、Audible (オーディブル)は付箋機能が充実、audiobook.jpは早送り・巻き戻しを細かくできる、再生速度を細かく設定できる、という点で違いが見られます。
対応デバイス
「Audible (オーディブル)」と「audiobook.jp」の対応デバイスを比較していきます。
Audible (オーディブル)の対応デバイス
iPhone/iPad/iPod/Apple Watch/Androidスマートフォン/Androidタブレット/Fireタブレット/Windows・Mac/Amazon Echoシリーズ(Alexa)
audiobook.jpの対応デバイス
iPhone/iPad/Androidスマートフォン/Androidタブレット/iPod/ウォークマン/Windows、Mac/Google Home
※月額聴き放題プランはaudiobook.jpのスマートフォンアプリでのみ利用可
オーディオブック比較まとめ
最後にオーディオブック比較のまとめとして「Audible (オーディブル)」がおすすめな人、「audiobook.jp」がおすすめな人を記載しておきます。
Audible(オーディブル)は読み放題のオーディオブック数が12万作品以上で、オーディオブックのジャンルも幅広いラインナップです。また、ナレーターには誰でも知っているような俳優・声優が多い印象。Audibleでしか聴けないオリジナルのポッドキャストも魅力です。そのため、とにかくコンテンツ数を重視、読み手を重視する方におすすめです。
audiobook.jpは、コンテンツ数や幅広さこそAudible(オーディブル)に劣る印象ですが、「聴き放題プラン」とポイントを定額購入する「月額会員プラン」、オーディオブックと交換できるチケットを購入する「チケットプラン」があるため、オーディオブックを利用する頻度などに合わせて柔軟にプランを選ぶことができます。料金についても聴き放題プランはAudible(オーディブル)と比べて割安です。そのため、コストを抑えつつ、必要なコンテンツだけを楽しむだけで充分という方におすすめです。
※記載している情報は記事執筆時点でのものです
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