映画館や劇場などでスマートフォンなど音の出る機器の電源を切っておくことは重要ですが、光を発する機器に関しても気にしなければなりません。
映画を観ているときに近くの人のスマートフォン画面が点灯したりしたら気になりますよね。
スマートフォンの場合は取り出さなければ点灯することはほぼ無いと思うのですが、AppleWatchの場合、少し注意が必要です。
AppleWatchは画面のスリープ解除の設定に「手首を上げて解除」というものがあります。これはAppleWatchで時間を確認するために手首を上げて角度を手前に傾けると勝手に画面スリープが解除されるという便利な設定です。
ですが、この設定のまま映画館で映画を観たときに意図せず手を動かしてしまいAppleWatchが点灯してしまうことがあるんです。今回はそれを防ぐ設定を紹介します。
まずは、そもそもの「手首を上げて解除」を設定する方法から見ていきましょう。
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AppleWatchの画面スリープ解除の設定方法
この設定はAppleWatch本体の設定アプリか同期されているiPhoneのWatchアプリで行います。ここではiPhoenのWatchアプリを使います。
iPhoneのWatchアプリを開き、「一般」⇒「画面をスリープ解除」と進みます。
そして「手首を上げて解除」をオンにします。
これでAppleWatchで時間を確認する動き(手首を持ち上げて手前に傾ける)をするだけで画面のスリープが解除されるようになりました。
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AppleWatchが意図せず点灯することを防ぐ方法
それでは次にAppleWatchを点灯させたくない場面で意図せずに点灯してしまうことを防ぐ方法を紹介します。
先ほどの「手首を上げて解除」の設定をオフにすればよいのですが、いちいちこの設定を切り替えるのも面倒です。
そこでAppleWatchの「シアターモード」という機能を使います。「シアターモード」をオンにすればAppleWatchの画面スリープがDigital Crownかサイドボタンを押したときのみ解除されるようになります。
「シアターモード」をオンにするにはまずAppleWatchのコントロールセンターを開きます。AppleWatchの文字盤を下から上にスワイプしてください。文字盤ではなく他のアプリを開いている状態の場合は、AppleWatchの画面の下のほうをタッチして押さえたままにするとコントロールセンターの上部が表示されるのでそのまま上にスワイプします。
コントロールセンターを開いたら仮面が2つ重なったようなアイコンがあるのでそれをタップして色が点いた状態にします。
これで「シアターモード」がオンになりました。「シアターモード」がオンの場合、文字盤の上部にも仮面が2つ重なったようなアイコンが表示されます。
この状態にしておけば映画館で手を動かしてもAppleWatchが点灯することはありません。
※AppleWatchの画面をタッチすると点灯してしまうので注意
ちなみに「シアターモード」がオンになると自動的に「消音モード」もオンになりAppleWatchから音が出ることも防ぐことができます。
この記事はiOS12.1.2のiPhone8、watchOS 5.1.2のApple Watch Series3(GPSモデル)を使用して作成しました
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