Huluで10月5日に配信を開始した「デイ・アフターZ」season1(全12話)を早速イッキ見しました。イッキ見してしまった、と表現したほうが正しいかもしれません。
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期待以上に面白かった!
先日の記事でも触れていた通り、オーソドックスなゾンビものではなく、美女だけがゾンビ化するなどこの作品独自のルールが多く、自分の求めるゾンビ欲を満たしてくれるのか不安だったんです。
ですが、ゾンビものとしてどうか? みたいな考えを序盤で忘れてしまうくらいテンポが早く、人間関係の描き方がスリリングで、登場人物のキャラクターへの感情移入も容易にできる描き方で、途中で見るのを止めることができませんでした。
海外ドラマではあるあるの「最初めちゃくちゃ嫌なやつだけど話が進むうちにめちゃくちゃ好きになる」キャラがちゃんと登場してくれるし、臆病だと思ってたやつが男前なところを見せるシーンもしっかりと用意していて、土台となるベースを固めつつ、かなりトリッキーなキャラがかき乱す場面があったりして目が離せなくなります。
肝心のゾンビはというと、正直オーソドックスなゾンビを期待している人には不満が残るかもしれません。美女だけがゾンビ化するというかなり独自のルールを持ち込んでいるし、まず見た目がゾンビっぽくないです。
しかし親しい人がゾンビ化してしまう辛さ、やるせなさというゾンビものとしての大定番はしっかり外さず、最終的には対象が女性だからこその切なさも描いていて、新しいゾンビものとして素晴らしかったと思います。
一点だけ気になったのは恋愛的要素がやや多すぎる気がします。12話の中でほぼ全てのキャラクターが誰かしらを好きになったり振られたりしていて、少し強引さを感じてしまいました。また、それらを詰め込んだせいで対ゾンビのシーンがやや少ない印象があり、そこは少し物足りなかったです。
「デイ・アフターZ」はseason1で終わりではなく、season2、3と続くのでseason1での伏線回収や新しい展開に期待しながらHuluで配信されるのを待ちたいと思います。
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