※紹介しているコンテンツは記事公開当時の情報です
Audible(オーディブル)で配信中の「よしもと芸人音声データ」を聴いているのですが非常に興味深い話がいっぱいで面白いです。
「よしもと芸人音声データ」とは
「よしもと芸人音声データ」とは、本の朗読を聴いて楽しむサービス「Audible(オーディブル)」の「Audible Station」で配信されている音声コンテンツで、東野幸治がインタビュアーとなり、ゲストの芸人との対談を行うという内容。
2月1日現在、配信されているのは宮川大助(宮川大助・花子)をゲストに迎えた回の前編・後編、ちゃらんぽらん・冨好真をゲストに迎えた回の前編の3話で、毎話の後半は話しやすい後輩芸人を迎え、東野自身のエピソードを話すという深夜ラジオのようなトークも楽しめます。
ちなみに配信されている3話とも後輩芸人は天津・木村。
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宮川大助(宮川大助・花子)ゲスト回の後編ではダウンタウンの話もしています
宮川大助(宮川大助・花子)をゲストに迎えた回の後編ではダウンタウンの話をしていて、「後輩から見たダウンタウン」というのはなんとなくテレビ番組のいろいろな芸人さんの言動から見えてくるものがあるのですが、「先輩から見たダウンタウン」にはなかなか触れる機会がなかったのでとても新鮮でした。
宮川大助はデビュー当時のダウンタウンを「自分の方程式にはない笑いの出現」であると語っています。どんなに頑張っても自分には発想できない笑いを作り出している、と。
また、当時の自分たちの状況に関しては、ほぼ同時期に活動していた島田紳助・松本竜介には先を行かれ、漫才ブームに乗れず、ダウンタウンの出現により後ろも迫ってきていると感じていたようで、かなり意識的に各コンテストでの賞を獲りに行ったとも語っています。
結果として宮川大助・花子は各コンテストの賞を総ナメと言ってよいほど獲得していくのですが、「賞の獲得によってホッとした部分はあったんですか?」という東野の質問に対する回答がとても印象的でした。
「(ホッとはせず)見極めになった」と宮川大助は語ります。
つまり、そういった賞を獲得する過程で島田紳助・松本竜介が司会をする番組で漫才をして、ダウンタウンが司会をする番組で漫才をして、とんねるずが司会をする番組で漫才をして、ロンドンブーツ1号2号が司会をする番組で漫才をしていくうちに芸人の道は2つに分かれる、と。
テレビ番組で司会をするようになっていくタイプと、舞台で漫才を続けるタイプ。自分たちは後者なんだという見極めができた、と。
これを聴いたとき、どちらが上でどちらが下という話ではなく、2つの道があるという表現がなんだかスッと腑に落ちるような気持ちになりました。
実際のコンテンツではもっと具体的に、ダウンタウンのネタについて話していたり、舞台が一緒になったときのエピソードなども語っています。もちろん前編では宮川大助自身の生い立ちを振り返っていたりして、なかなか聴くことのできない内容でした。
興味がある人はぜひ聴いてみてください。
「よしもと芸人音声データ」を聴くには
「よしもと芸人音声データ」は月額1,500円のAudible有料会員であれば追加料金無しでiPhone、Android、PCなどで聴くことができます。
各端末で同期ができるので、PCで聴いていてお風呂に入るために中断、お風呂の中にiPhoneを持ち込んで続きを聴く、みたいなこともできます。
初めての人向けに30日間の無料体験サービスが提供されていますので気になる方はこの機会にぜひどうぞ!
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