「never young beach(以下、ネバヤン)」のギターボーカル安部勇磨が俳優・高橋一生の弟だということが話題ですね。ビックリ。
高橋一生が「A-Studio」にゲスト出演し、弟について話をしたことがニュースになっていました。
高橋はロックグループ「never young beach」のメンバー・安部勇磨が弟であることを告白する。(中略)5人兄弟の長男である高橋は、自分の子供のように兄弟の世話をしていたと告白し、その面倒見の良さに鶴瓶が感心する場面も。
よくドラマで見かける俳優と普段からよく聴いてるバンドのボーカルが兄弟だったので驚いてしまいました。
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2015年の「勝手にウッドストック」という音楽フェスでピーター・バラカンがラジオ番組をやっていて、その中でネバヤンを紹介していたんです。そこから僕は彼らのCDを買って聴くようになりました。
温かみがある柔らかいサウンドと「何気ないいつもの生活」を描写した歌詞、聴いていて心地いいんです。アルバム、2枚ともオススメです。
安部勇磨が家族を語るインタビュー
2016年2月に発売された「クイック・ジャパン Vol.124」の中に家族をテーマにした安部勇磨のインタビューがありました。
その記事の中で長男(高橋一生)にも触れている部分があったので引用しながらまとめてみたいと思います。
家族構成と肉親の死
3人の父親と、ひとりの母。そして、4人の兄弟。never young beach安部勇磨の過ごした少年時代はまるでドラマのように苛烈なものだった。(中略)父親は、長男の父、次男と安部自身の父、そして四男と五男の父と計3人いたが、彼らもまたそれぞれ生きることに必死だった。安部は2人の父親の死を看取った。
高橋一生とは父親が違う兄弟ということなんですね。現在は安部自身の父親と3人目の父親は亡くなっていて、母親も2015年8月に肺がんにより逝去されています。
母親の存在
ーー 生前のお母さんは、実業家で衝動的な方だったそうですが。
安部 実業家っていうか母は働いてはお金貯めて、3〜4年に1回デカい事業を起こして失敗するっていうのを繰り返していた人だったんです。(中略)金回りのいい時はよかったですよ。小学校から中学生ぐらいまでは、私立の学校に通わせてもらってたし。でも、中学の修学旅行の1週間前ぐらいだったかな? 母からいきなり「学費をずっと払えていなかったから、あんた今日で学校辞めることになりました」って告知されて、それまで通っていた学校を辞めることになったんです。
経済的な苦労を安部自身が直接的に経験しているようで、なぜか子どもである安部がお金の無心に行かされたりしていたようです。ホントにドラマみたいな経験ですね。
長男との関係
安部 (中略)バンド活動をやれているからこそ、自分は自分のやってることに責任を持ちたい。今、人生がようやく楽しくなってきたって感じられてて。って言うのも、一番上の兄貴が僕に「家を出ろ」って勧めてくれたからなんです。最初は代田橋で家賃4万の家に住んでて、漫画喫茶のバイトで手取り10万円みたいな世界ですけど、よくわかんない変なことはなくなったし、全部が自分の責任になって。納得できないことがなくなったから。
ーー お父様もお母さんも亡くされて肉親と言えるのはご兄弟だけになったわけですが、当時と今で関係は変わりましたか。
安部 前までは一番上の兄貴に連絡していると母にお金の無心に行かされてたので、ようやく気兼ねなく兄弟全員で連絡を取るようになって。その兄貴の世話にすごくなってます。彼も表現の仕事をやっているので、心得とかも教えてもらって。
独り立ちするきっかけを与えてくれたのが長男である高橋一生だったようです。
家庭から離れ、責任が生まれる代わりに煩わしさから解放されたと語る安部。
いち早く家庭から離れ俳優として活動していた高橋にはそれが分かっていたのかもしれませんね。
高橋一生がゲスト出演する「A-Studio」
高橋一生がゲスト出演する「A-Studio」は本日、2017年1月20日の23時からTBS系列で放送されます。
安部に取材をした笑福亭鶴瓶と高橋がどのような話をするのか楽しみです。