テレビ千鳥の「フルーツ千鳥」感想メモ

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2019年10月21日(月)26時から放送されたテレビ千鳥で「フルーツ千鳥」という企画が行われた。東京の恵比寿で庭になっているフルーツで果物狩りをするという企画。これがなんだかすごいものを見た気がするのでメモとして残しておこうと思う。

 

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まずは千鳥のロケ慣れ具合というか、アポ無しで一般人にロケ交渉する際の丁寧なアプローチがすごかったと思う。ふたりとも声のトーンが優しくなり、へりくだる。その人の年齢や人柄、性別を見て、「お父さん」「お母さん」「お姉さん」など距離を詰めやすい呼び方を選択している。それらが身体に染み付いているようで、自然と口から出てくる。結果、庭になっている果物を頂くことができるし、塀によじ登ってもOKだし、玄関くらいまでなら受け入れてもらえる。

 

次に、何でもないようなことをひとつの撮れ高に仕上げる能力。路地裏に咲く何でも無いような花を見つけて、緑の中にちょっとだけ白い花が咲いている様を「40チ○毛」という花言葉で言い表すノブに衝撃を受けてしまった。40を超えてしまうとそれで加齢に気付く、という大悟の後押しも素晴らしい。

 

最後にあらゆることに対する千鳥のリアクションが丁寧だということ。塀によじ登って柿を採る大悟を見て「こんなロケ見たことない」と言うノブ、出会った小学生の親が医者だと発覚して「うち石屋」と言う大悟、謎の柑橘系フルーツを食べたノブの「イエー!!!」という叫び。要所要所でテロップを入れやすいリアクションをしている。

 

これらをまとめると、アポ無しで恵比寿で果物狩りをするという企画を成立させられるのが千鳥の他にいるだろうか、ということになると思う。

 

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