Sublime Textを使った誤字脱字チェックの方法

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普段は会社でWEBディレクターとして仕事をしています。その仕事の中で誤字脱字チェックをする機会が多いのですが、Sublime Textというテキストエディタを使った誤字脱字チェックの方法を紹介します。

 

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Sublime Textというのはプログラミング言語をコーディングする際によく使用されるテキストエディタで、基本的に無料だったり、ショートカットが豊富だったり、使うメリットはいろいろあるのですが、その辺りを知りたい方はGoogleで検索してみてください。

 

今回は誤字脱字チェックするためにSublime Textで使用できるショートカットをひとつだけ覚えてもらえればOKです。

 

そのショートカットは「Alt + F3」(Macの場合は「Cmd + Ctrl + G」)。これは「カーソル位置の文字列を全検索して選択状態にする」というショートカットです。

 

具体的にどういうときに使うのかを説明します。

 

例えばよくあるのがリンクの遷移先チェックです。「この場所にこのURLに遷移できるようにリンクを設定してください」という指示に対してコーダーがコーディングを行い、実際に指定されたURLへのリンクが設定されているか、遷移できるかをチェックします。

 

指定されたURLが「https://www.haranomachi.com/」だとします。

 

実際に設定されたURLが「http://www.haranomachi.com/」で、これが指定されたURLと一致しているか、というチェックです。

 

まずはSublime Textに指定されたURLをコピー&ペーストしてください。

 

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次の行に実勢に設定されたURLをコピー&ペーストしてください。

 

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次に指定されたURLを選択した状態にしてください。

 

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この状態で「Alt + F3」(Macの場合は「Cmd + Ctrl + G」)を実行します。上記の場合には何も起こりません。それは「https://www.haranomachi.com/」と「http://www.haranomachi.com/」が一致していないからです。

 

ここで選択範囲を変えてみます。1行目の「:」以降のみを選択した状態にします。

 

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この状態で「Alt + F3」(Macの場合は「Cmd + Ctrl + G」)を実行すると2行目の一致した部分も選択されます。

 

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このように「選択した文字列を全検索して一致したものすべてを同じように選択しますよ」というのが「Alt + F3」(Macの場合は「Cmd + Ctrl + G」)の機能です。

 

つまり選択されれば一致している、選択されなければ一致していない、というチェックができるわけです。

 

今回の場合は「https」と「http」で「s」が抜けているために一致しませんでした。例として挙げたので目視でも分かるレベルですが、実際に現場ではこんな単純なURLだけではないですし、チェックする数も多くなってきますので、目視では限界が出てきます。

 

使えるものはどんどん使って効率化していきましょう。