何事も継続することが大事だったりします。ダイエット、筋トレ、ランニング、読書、自炊、勉強などなど。
何かを始めてもなかなか継続できないという人に、継続する方法、と言っては大げさですが、継続しやすくなる考え方みたいなことを説明していきます。ここで説明するものは僕が考え出したものではなく、どこかで誰かが言っていたようなことの中から、自分なりに知っておくと継続しやすくなるなと思ったものを自分なりに表現を変えて書いていきます。
最初にポイントを箇条書きしておきます。
- 目的・期間の明確化
- 「やる気」というものを知る
- やることの内容をカッチリ決め過ぎない
- 毎回100点を取ろうとしない
- 再開すればそれはもう継続である
それではひとつずつ説明していきます。
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目的・期間の明確化
まずは継続してやる目的は何なのか、明確にしておきましょう。
これをしないと、終わりが来ないという不安な気持ちになってしまうし、死ぬまで継続しなくてはいけなくなるので非常にしんどいです。とりあえずは目的を達成するまで継続するというふうに期間を決めてしまいましょう。
例えば、勉強であれば受験をして合格するまで、筋トレであれば理想の体型になるまで、ダイエットであれば理想の体重になるまで。リバウンドしないように、など目的達成後も継続を要するものもあるとは思うのですが、ここは一旦ムリヤリにでも期間を定めてください。
目的がフワッとしていて明確に達成したということが定められない場合、例えば知識を蓄えたいから読書を継続したい、みたいな場合は具体的な数字を目的としてみてください。100冊読むまで、とか。
目的・期間を明確にしたらあとは始めるだけです。
「やる気」というものを知る
実際に始めてみると数日は苦労せずに続けられるかもしれません。ところが「今日はやりたくないな」と感じる日がやってきます。その気持ちに屈してしまい止めてしまうと継続失敗です。
ところで「今日はやりたくないな」と感じるとき「やる気が出ない」みたいな表現を使うことってありますよね。この「やる気」って何なのでしょうか。継続するために必要な「やる気」の本質を知っておきましょう。
「やる気」の本質を説明するためにこんな例えがあります。
「やる気」とはガソリンのことではなくエンジンのことである。
どういうことか説明します。
「やる気が出ない」という表現からなんとなく「やる気」を量や大小、多い少ないでイメージしてしまってないでしょうか。「やる気」がゼロだからできない、「ガソリン」がゼロだから車が動かない、みたいな。
そうではなく、「やる気」はエンジンのように動いていない(出ていない)状態と動いている(出ている)状態があると思ってみてください。エンジンは動いてない状態からキーを差し込みひねると動き出し、徐々に温まっていき通常駆動を始めますよね。つまり、キーを差し込みひねる=ムリヤリにでもスタートしてみると「やる気」は徐々に出てくるものなんです。
この「やる気」に関する考え方に通ずるツイートがこちらです。
洗い物がダルいときは全てを洗い切ろうとするのではなく、このお皿一枚だけ洗おう、という感じでとりあえず始めてしまうと意外と全お皿洗えてしまうことに気付いたのですが、これもう有名なやつですか?
— ユハラ (@haranomachi) April 15, 2019
「やる気が出ない」を言い訳にやらないのではなく、とりあえずムリヤリやってみましょう。
ちなみに「やる気がエンジンならガソリンは?」と聞かれたら「体力とか生命力とか」と答えると思います。
やることの内容をカッチリ決め過ぎない/毎回100点を取ろうとしない
次に、継続してやる内容に関しての考え方です。
やる内容は具体的であったほうが達成感が得やすいのは確かです。例えば毎日5キロ走る、毎日100ページ読書する、毎日3品料理する、などを実際に達成できたら気持ち良いかもしれません。
ですが、継続するという観点で言うとちょっとハードルが高いんです。普通の体調のときは平気かもしれないのですが、仕事でめちゃくちゃ疲れてるときに5キロとか100ページとか3品っていう具体的な数字を達成するってしんどいですよね。
なので、日々の内容に関してはあまりカッチリ決め過ぎないようにしておくことをおすすめします。
また、関連することなのですが100点を取ろうとしないことも重要です。例えば5キロ走ることができず3キロで止まってしまったとしても「継続できなかった」と思わないようにしましょう。
ざっくり言ってしまえば、サボらずにやったという事実さえあれば「継続中」とジャッジしてしまってOKです。
その日の体力、体調に合わせて内容を調整して、とにかくサボらなかった、続けた、偉い、エラい、えらい!!! と言い聞かせましょう。それを続けるとだんだんサボってしまうのがもったいなく感じてきます。
ただし、本当に体調が悪いときは休むことも重要です。自分の身体や命より優先すべきことなんてありません。
再開すればそれはもう継続である
最後に、ちょっとズルい考え方ですが、気持ちが楽になるので書いておきます。
たとえ継続できなかったものがあったとしても堂々と再開しましょう。再開した時点で、人生という長いスパンで考えれば、それは継続していることになります。
1ヶ月続けていたランニングを止めてから半月経ったとして、また再開すれば「2ヶ月継続中」と言って良し!
重要なのは最初のポイントで書いた目的を達成することです。目的達成までの間に何もしていない期間があったとしてもそれは単なる休憩。最終的に目的を達成してしまえばOKです。
以上が僕が考える継続する方法です。これが何かを始める人の参考になったら嬉しいです。