月額1980円で周辺の余剰食品をテイクアウトできる「Reduce GO」が事前登録を中止に

周辺のレストランや飲食小売店で余ってしまいそうな食品を月額1980円で毎日2回まで注文・テイクアウトできるサービス「Reduce GO」が4月から受付を開始していた事前登録を中止しました。

 

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公式サイトにてお知らせが出ています。

 

想定を大きく上回るたくさんのご登録をいただきましたため、事前登録を中止とさせていただきます。今後の予定につきましては、本サイト、及びTwitter上でご案内を差し上げます。

 

引用:Reduce GO - 周辺の余剰食品をお手頃定額でテイクアウト

 

サービス自体はまだ開始しておらず、2017年ローンチ予定となっているので、すでに事前登録を済ませたユーザーを対象に始まるのでしょうか。僕はこのサービスを知るのが遅すぎたため事前登録はできていません。

 

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「Reduce GO」とは

 

「Reduce GO」は仕込みすぎや突然の予約キャンセルによって売れ残ってしまいそうな食品を抱えたレストラン、飲食小売店がスマートフォンやタブレットのアプリを介して余剰食品を登録、それを受け取りたい会員ユーザーがアプリから注文、テイクアウトできるサービス。

 

食品を提供する側のレストラン、飲食小売店の登録費用や利用料は無料で、会員ユーザーは月額1980円を支払い、1日2回を上限として注文ができます。

 

「Reduce GO」のメリットと懸念点

 

お店側にとったら食品廃棄費用の削減と月額料金からの還元(月額料金の59%を加盟店に均等に配分)、さらには利用者が新たな顧客になってくれる機会も生まれて良いことばかり。

 

ユーザーにとっても月額1980円で毎日の2食分が賄えれば(そんなに単純な話ではないと思いますが)かなりの安価ですし、行ったことのないお店の料理を味わえるチャンスでもあります。

 

こう書いていると良い点ばかりのような気もしますが、サービスを運用する上で難しい点もあるような気がします。

 

例えばレストランや飲食小売店で「この食品、廃棄になりそう……」と見極めてアプリで登録するわけですが、その見極めから実際にお客さんがテイクアウトして安全に食べられる時間って結構短いと思うんです。

 

となると、アプリで登録してからユーザーが注文するまでの時間ってすごく短くなりそうじゃないですか?

 

そして、それをタイミングよく見つけて注文して、すぐに取りに行けるユーザーってどれだけいるんだろうか……。

 

あと、ユーザーとして1980円払って利用するってなったらやっぱり毎日注文したいじゃないですか。そうなると登録された食品にユーザーが殺到して早い者勝ちになる可能性もあります。

 

アプリを開いて登録されている食品をチェックする時間のある人ばかりが注文しまくって、仕事終わりに「今日の夕食でも……」とアプリを開いたら全然登録されてない、みたいなことも起きそう。

 

なんだかんだ言ってもローンチが楽しみ

 

懸念点を多く書いてしまいましたが、なんだかんだ言ってサービス開始が楽しみではあります。

 

僕の住んでるエリアには美味しそうなお店がいっぱいあるんですけど、オシャレだったり、一人では入りづらそうだったりという理由で入るのをためらったりしていることが多いです。

 

だからもし登録が再開されたらすぐにでもユーザー登録して、サービス開始を待ちます。「Reduce GO」で注文するっていうきっかけがあれば、そういうハードルも下がりそうじゃないですか。

 

▼Reduce GOのユーザー向けページ

reducego.jp

 

▼Reduce GOの飲食店向けページ

reducego.jp