テレビなどに登場するとすごく惹きつけられて、行動を見逃さないように目で追いかけてしまう存在が何人かいます。
今、僕にとってそのひとりとして挙げられるのは間違いなく野性爆弾くっきーです。
何を言うか想像できない、何をするか予想できない、けれど実際に言ったりやったりすることはひとつひとつ間違いなく面白い。僕にとって野性爆弾くっきーはそんな存在になっています。
お笑い芸人に対する「面白い」で片付けてはいけないような何かが彼にはあるのです。
最近のくっきーで印象に残ったシーン
ひとつひとつ挙げていくとキリが無いので最近で印象的だったことをひとつ紹介します。
TBS系列の「水曜日のダウンタウン」という番組で"芸人界一ダサいコンビ名「ロンドンブーツ1号2号」説"という企画がありました。若手芸人にアンケートを取り、ダサいと思う芸人のコンビ名のランキングを検証していくという企画です。最もダサいコンビ名に選ばれたのはNON STYLEだったのですが、逆にかっこいいと思われているコンビ名の1位に選ばれたのが「野性爆弾」でした。
VTRは野性爆弾のインタビューに切り替わり、コンビ名の由来を聞かれたくっきーはこう答えました。真顔で。以下、書き起こしです。
15歳くらい、中学校の文化祭でネタやりたくて、川原で、琵琶湖のほとりでネタ合わせしてたら、そこに知らんおっさんが来て、急にバッと指差して「野性爆弾」って言われたんですよ。でそのまま帰りはって、「変なおっさんやな」と思って、そっから5年後くらいにテレビ観てたら「4時ですよ~だ」っていう番組で仕切ってる人がおって、(そのときのおっさんが)松本人志さんやったんですよ。だから僕ら松本人志さんに付けてもろたコンビ。そっから15年後ぐらいに初めて会ってその時に「帰って来たな」みたいなん言われましたけどね。
大体後半で気付くと思うのですが、これまったくの大嘘なんです。
インタビューのVTRが終わってスタジオに切り替わると浜ちゃんは爆笑、松ちゃんも笑いながら「こいつホンマ腹立つわ」とリアクションしていました。
このVTRを観たときなんだか鳥肌が立つくらい衝撃でした。とっさに思いついたボケだと思うんです。かっこいいコンビ名1位になったことを聞かされたのはこのインタビューのときが初めてのはずなので。だとするとこの嘘を真顔で淡々と語れるのがめちゃくちゃすごいなと思ったんです。
また、相方のロッシーが黙って聞いてるのもすごい。ツッコミを放棄しているとも取られるかもしれないのですが、ロッシーはワイプやスタジオからのツッコミを待ったほうが面白くなるとちゃんと気付いていると僕は信じています。
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野性爆弾くっきーを手軽に観るには
野性爆弾くっきーを手軽に観るにはやはりテレビだとは思うのですが、テレビ以外にも野性爆弾くっきーを観る方法があります。
むしろ地上波の枠に抑え込まれたくっきーよりも、より自由度の高い媒体のほうがくっきーの良さを感じることができるのではないかと思っています。
そんな野性爆弾くっきーを観る方法を紹介します。
Youtubeで観る
野性爆弾くっきーが7月にYoutubeチャンネルを開設しました。それが「野性爆弾くっきーの持ち方先生」です。
くっきー扮する持ち方先生・先野枝毛子がアシスタントのトリートメント・エレーンとともにお箸での持ち方を教えてくれる動画です。
常識にとらわれない編集ルールとエレーンの持ち方をニッパーのような工具で修正しながら暴言をぶつける持ち方先生が見どころです。
Amazonプライムビデオで観る
Amazonプライムビデオで野性爆弾の冠番組「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング 」がやはり7月から始まっています。
野性爆弾とゲストがロケを行う番組で、外ロケ中にくっきーのめちゃくちゃなボケが堪能できる番組です。「千鳥とバーベキュー」の回は転げ回るほど笑いました。
ちなみに同じくAmazonプライムビデオで配信中の「ドキュメンタル」にもSEASON1、SEASON3にくっきーが出演しています。
SNSで観る
野性爆弾くっきーはインスタグラムとTwitterで日々の写真や様子をアップしています。
▼インスタグラム
特にインスタグラムでは顔を白塗りにするという縛りを設けた顔モノマネもアップされるのでそれも楽しめます。
ちなみにインスタグラムでは「肉糞 太郎」、Twitterでは「肉糞亭スポーツ」と名乗っています。
グッズで楽しむ(番外編)
こちらはくっきーを観て楽しむということではないのですが、くっきーはグッズを作りネットショップで販売するということも行っています。それが「ぶてぃっく紫歯茎」です。
グッズはキャップが中心なのですが、ほとんどがSOLD OUT。おそらく出せば売り切れる状態なのではないかと思います。すごい。
DVDで観る
野性爆弾はDVDも出しています。
ヒポポタマスでは引き続き野性爆弾くっきーを追いかけ続け、報告すべきことがあった際には記事にしたいと思います。