モンスターハンター:ワールド、2018年初頭にPS4で発売予定

2017年6月12日の「PlayStation E3 Media Showcase」で「モンスターハンター:ワールド」が発表されました。

プロデューサー・辻本良三氏(以下、辻本)、エグゼクティブディレクター兼アートディレクター・藤岡要氏(以下、藤岡)の合同インタビューの内容が記事になっていましたので気になるところをピックアップしていきたいと思います。

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www.gamespark.jp

 

公開されているプロモーション映像がこちらです。

 

 

フィールドについて

 

「モンスターハンター:ワールド」はオープンワールド作品になると噂されていましたが、インタビューの中ではオープンワールドであるとは断定していません。

 

これまでの作品との違いとしては下記になるようです。

 

  • クエストに入るとエリア分けされていないひとつのマップでのプレイになる
  • エリア分けされていないのでエリア移動の際のロードがなくなる
  • マップはこれまでの作品と比較すると2.5倍の広さ
  • フィールド内に様々な要素があり現地調達しながらのプレイができるようになる

 

ひとつの広いマップなので追い込まれても「一旦隣のエリアに逃げよう」みたいなことはできなくなりますね。この点を考慮して、次のようなギミックも用意されているようです。

 

モンスターと対峙した際、これまではエリア外に逃げることができましたが、今作はエリア間の移動がない分、フィールド内にて隠れる場所、態勢を整える場所を入れています。(藤岡)

 

引用:【E3 2017】『モンスターハンター:ワールド』インタビュー!新たなモンハンの形とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

よく考えられてる! 楽しみ!

 

アクションについて

 

追加要素としてスリンガー(和訳でパチンコ)が標準装備されます。

 

石ころや木の実を飛ばしたり、ロープを使ってふっ飛ばされても戻してくれるような動きができたりするようです。

 

面白そうだと思ったのが下記の使い方。

 

例えばヒカリゴケというものをスリンガーに込めて撃つことで、暗い場所が明るくなったり、といった使い方ができます。(辻本)

 

引用:【E3 2017】『モンスターハンター:ワールド』インタビュー!新たなモンハンの形とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

これまでのシンプルな「道具として使う」にこの「スリンガーで飛ばす」みたいな要素が加わるとアクションの幅が広がりますね。プロモーション映像にあったスリンガーで何かを飛ばして仕掛けをモンスターに落とす、みたいなシーンが気になりました。

 

そして回復薬や肉に関して個人的に嬉しい変更点がこちら。地味ですが……。

 

これまでは回復薬を使用した際は、止まっていましたが、今作は歩きながらも飲めますし、(回復薬使用の)キャンセルもできます。回復薬使用中にキャンセルして、回避などができるようになりましたね。歩きながら肉を食べることもできますよ。(辻本)

 

引用:【E3 2017】『モンスターハンター:ワールド』インタビュー!新たなモンハンの形とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

これによって回復薬を飲んでいる隙にモンスターに攻撃されて「今の回復って一体……」っていうことを防ぎやすくなります。

 

導蟲(しるべむし)について

 

新しいアイテムなのか、フィールド上にいるのかは不明ですが「導蟲(しるべむし)」というものが追加されます。

 

おそらくプロモーション映像の中でハンターの周りをキラキラ浮遊しているものが「導蟲(しるべむし)」なんじゃないかと思います。

 

役割としては一つだけではないようで、藤岡氏は次のように話しています。

 

導蟲(しるべむし)を使って、使用できるアイテムを探すことが可能です。また足跡や粘液など、モンスターが残す痕跡も導蟲は追ってくれます。これに加えてモンスターの痕跡を「覚える」ことも可能になり、より強くモンスターへガイドしてくれるようになります。(藤岡)

 

引用:【E3 2017】『モンスターハンター:ワールド』インタビュー!新たなモンハンの形とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

「しるべ」というだけあって探す、追跡することに役立つようです。これによってペイントボールなどは不要になったりするんでしょうか。

 

その他に分かったこと

 

その他に判明したことを挙げておきます。

 

  • 武器は現在シリーズの14種類が使用できる(追加があるかどうかは不明)
  • ターゲット以外のモンスターが出現してモンスター同士が攻撃し合うこともある
  • シングルプレイではオフラインでもオンラインでもプレイできる
  • マルチプレイではボイスチャットとテキストチャットでのコミュニケーションが取れる(予定)
  • ワールドワイドでのマルチプレイが可能(言語単位でのマッチングが可能)
  • クエストへの途中参加ができる

 

クエストへの途中参加に関しては下記のシステムが面白いです。

 

クエスト中のプレイヤーがピンチだな、と感じたときに救難信号を飛ばすことが可能です。それをすることで、同じサーバー内のクエストボードに救難信号が放たれたクエストが並びます。その中にアクセスすることで、助けに行けます。(藤岡)

 

引用:【E3 2017】『モンスターハンター:ワールド』インタビュー!新たなモンハンの形とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

思ったこと

 

「モンスターハンター:ワールド」での追加点、変更点で感じたのは単純な上手い、下手だけではなくなりそうだなということです。戦い方の幅が広がったというんでしょうか。それほど上手くないプレイヤーでも、システムを熟知することで討伐が容易になったりということがありそうだなと思いました。

 

今回のインタビューでは話に出ませんでしたが、スキルについても追加などがあるのでしょうか。続報が楽しみです。

 

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とりあえず今はダブルクロスをやりましょう。