読んでみて面白かったネット上の記事の紹介です。
ほぼ日刊イトイ新聞に「猫はどうしてかわいいのか。」という爆笑問題・田中裕二インタビューが掲載されていました。
「猫はどうしてかわいいのか」の面白かったところ
愛猫2匹がケンカをしているのを見て泣く
田中が飼っている2匹の愛猫チーちゃんとネネちゃんを動物病院に連れて行ったら、怖がって病院の先生を威嚇し始めたという話題に。
予防注射を打って帰ってきたんですけど、今度はお互いの体から病院の匂いがするもんだから、2匹が、キィィー、ってケンカしはじめちゃったんです。
「チーちゃん! ネネちゃんにそんなことしたことないでしょ、なんで!」って言いながら、かなしくなって本気で泣きました。
何もしてやれないのが悔しくて。
猫がケンカしているのを見て泣く田中。なんだかすごくかわいいエピソードだなと思ってしまいました。
田中が猫に関する「何か」には興味がない理由
田中が出版した「猫と田中」に猫の漫画が掲載されているという話題の中で、他に猫の漫画を読んだことがあるかという質問に対して田中はこう答えています。
昔、小林まことさんの『What's Michael?(ホワッツ マイケル)』という猫漫画が好きでした。 あれは名作で、すごく共感しましたね。
それ以外はあんまり読んだことないです。
もっと言うと、猫カフェも行ったことないです。
仕事ではありますけど、プライベートではないなあ。
猫グッズも集めないし。
だって、ぼくには猫がいるから。
最後の一文に少しハッとさせられました。
猫関連の「何か」はもしかしたら猫が好きだけれど猫に触れることのできない人のためのものなのかもしれません。
田中が考える猫ブームのきっかけ
インタビュー中にスマホで猫の写真を見せてくれる田中。
普段から猫を見つけるとスマホで写真を撮っちゃうという話の中で、猫ブームはそのスマホ文化がきっかけなのではないかという田中独自の見解が語られていました。
そういうふうな昨今の猫ブームって、スマホ文化からきていると思いますよ。昔も、猫を飼っている人は、猫をかわいいと思っていたし、それなりに人気があったんだけど、スマホのおかげで世の中に出る猫の写真や動画の数がものすごく多くなって、みんなが猫をかわいいと思う機会が、ぐんと増えたと思うんです。
確かにSNSのシェアにより、不特定多数の人の目に触れられる写真や動画の絶対数は上昇していますよね。それは猫に限ったことではないですが。
「みんなが猫をかわいいと思う機会」っていう表現がすごく良い言葉だなと思いました。すごくぼんやりしている部分を明確に言葉にしてくれた感じ。
田中裕二著「猫と田中」が好評発売中
インタビューのテーマでもある「猫はどうしてこんなにカワイイのか?」のすべてをまとめた田中の書籍「猫と田中」が好評発売中です。
例えば、田中さんは「猫と人間が戦争になったら猫につく」。その発言に対して、太田さんは「じゃぁ、猫軍の猫がお前の目の前で、大事な人に危害を加えようとしたらどうすんだよ」といじわるな質問をする。はたして田中さんの答えは? 解答は本書「猫と戦争と平和」の章をご参照ください。