今期のドラマには俳優が本人として出演しているものが結構ありますね。
割合はそれぞれ違いますが、ドキュメンタリーとフィクションの融合というんでしょうか。
山田孝之のカンヌ映画祭
山田孝之がプロデューサーとして監督・山下敦弘、主演俳優・芦田愛菜とともにカンヌ映画祭のパルムドールを目指した2016年夏の記録です。
ドキュメンタリー色が強い作りになっていますが、本当は大仕掛けのフィクションなのではないかと思って観ています。
山田孝之の強引な行動に振り回される山下監督と従順だけれど一番大人な芦田愛菜が面白いです。
スカートが担当している音楽も素晴らしい。
住住
このサイトでも何度も取り上げるほどハマっているドラマです。
二階堂ふみ、バカリズム、オードリー若林が本人として出演しています。
3人が同じマンションの同じ階に住んでいるという設定で、話自体はしっかりと構成された作り物という感じがします。
作り物なのですが、ときどき素の部分が見えたりして3人がすごく身近な存在に思えてくるんです。
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バイプレイヤーズ
遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研(あいうえお順)がひとつ屋根の下で共同生活を送るゆるシブコメディー。
話はフィクションなのですが、俳優としての経験談や考えを語る部分があったりして、そういうところはノンフィクションなんじゃないかと思っています。
いろんなところにパロディー要素が盛り込まれているのも観ていて楽しいです。
今気付いたんだけどバイプレイヤーズの朝食のシーンってレザボア・ドッグスのオープニングじゃないか
— ユハラ (@haranomachi) 2017年2月12日