バナナマン・日村勇紀が忘れてしまったエピソードたち

TBSラジオ「JUNKバナナマンのバナナムーンGOLD」で少し前に日村勇紀がプライベートなどで面白い出来事があっても忘れてしまいエピソードとして話してくれない、ということが話題になりました。

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それを受け、同番組では「忘れん坊将軍・日村のコーナー」という企画が生まれました。日村の周囲にいる人たちへの聞き込み調査を行い、日村に忘れ去られているエピソードを発表するという企画です。

 

発表されたエピソードが面白かったので過去の放送から書き起こしてまとめておきたいと思います。

 

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「忘れん坊将軍・日村のコーナー」エピソード抜粋

 

まずはこのコーナーが生まれるきっかけとなったバイきんぐ・小峠が日村とともにバーに行ったときのエピソードです。

 

シャレたバーみたいなところに行って、そのバーはテーブルひとつひとつにキャンドルがあって、僕らが飲み物1杯ずつとポテトを頼んだんです。そのポテトっていうのがバスケットがあって、その上に紙を敷いて、その上にポテトが乗っかっている。それをクールな店員さんが持ってきて、キャンドルに近づけ過ぎたんでしょうね、その紙に炎が燃え移ったんです。シャレた店だから、最初は演出かなと思って。僕らはしばらくその炎を見てたんですけど、結構ボウボウと燃えてきたんで「日村さん、これ、やばくないですか?」って言ってたらさっきのクールな店員さんが走ってやってきて、「あぶね! あぶね! フーッ、フーッ!」って言って、その吹いた火の粉が僕のところまで飛んできて、結構な大騒動になったんです。

 

この話がきっかけで「忘れん坊将軍・日村のコーナー」が生まれました。ここから企画内で発表された日村のエピソードです。

 

バナナスクール演出・アリタさんから頂いた日村エピソード:「飲みに誘われて」

 

TBSの某番組にブサイク芸人軍団としてゲスト出演した日村さん。よほど収録に手応えがあったのか、珍しく収録後に電話がかかってきて「飲みに行きましょう」とのお誘いが。行ってみると日村さん含むその日出演したブサイク芸人軍団の他、アンガールズ・田中さん、フットボールアワー・岩尾さんの姿も。話を聞くと、急遽日村さんが日村さん主催のブサイク芸人軍団コンパを開くということでこのメンツが集まったのだ。しかし待てど暮らせど日村さんの呼んだ女子が現れず、ただのブサイク芸人の打ち上げに。結果、1時間半後くらいに女子が二人来たのだが、家が水戸ということで15分くらいで帰っていきました。
あの会は一体何だったのでしょうか。
ちなみに日村さんはどこ在住で、何で知り合ったかなど、呼んだ女子の情報をほぼ忘れていました。

 

バナナマンのスタイリスト・ナベちゃんから頂いた日村エピソード:「藤原紀香の素っ裸」

 

これは6年くらい前、日村さんと二人で移動中、車の中で突然、「藤原紀香が素っ裸で出てきたとして、同時にナベちゃんが素っ裸で出てきたら俺は100%ナベちゃんをずっと見る」と言われました。
どう答えていいか分からなかった。
日村さん、覚えてますか? 忘れていないようならこの発言の意味を教えてください。

 

東京03・豊本さんから頂いた日村エピソード:「スターになる人間、スターにならない人間」

 

10年以上前の話だと思うんですけど、まだ僕が東京03になってないと思うんですけど。居酒屋で日村さんを筆頭に芸人仲間でご飯を食べているときに日村さんが上機嫌になっていろいろお話をしてくれたんですけど、日村さんが「スターになる人間とスターにならない人間がいる」と、そういうお話をしてくれたんですよね。そのお話は非常にためになる、テレビに出ていく人間の何たるかみたいなものを教えてくれて、勉強になるなと思って話を聞いてたんですよ。
僕がその話を聞きながらコップを手にとって飲み物を飲もうとするんですけど、そのコップの底に割り箸の袋が張り付いてまして、よくあるっちゃあるんですけど、それに対して日村さんが僕を指差して、「そこだよ、それ! そういうとこだよ。とよもっちゃんはそれをやってたらスターじゃないよ。スターになる人間じゃないよ」と指摘してきたんですよね。
そうだな、と。自分もスターになる人間だと思ってなかったんで分かるんですけど。その日村さんの僕を指差してる手の甲に一粒のコーンが付いてるんですよね。
お前もじゃねえか、っていうことなんですけどね。
ちなみに、すごいのが、コーンの入った料理を頼んでないんですよ。コーンの出どころが分からないっていう。

 

AbemaTVプロデューサー・ミヤモトさんから頂いた日村エピソード:「ライブ会場」

 

これはとあるアーティストのライブに一緒に行ったときの話です。
ライブ会場で他のお客さんに自分の存在がバレるとアーティストにも迷惑がかかるかもしれないと日村さんは気を使い、メガネにマスク、帽子という完全な変装姿で会場にやってきました。しかし、日村さんが被っている帽子にはデカデカと「バナナマン」の文字。バナナマンキャップとその体型で周りのお客さんには完全にバレバレでした。

 

マネージャー小山さんから頂いた日村エピソード:「ゴルフコンペ」

 

とある番組のゴルフコンペに行ったときの話です。コンペを終え帰宅途中、番組のスタッフさんから私の携帯に連絡が。
「あのー……、日村さんが車を置いて帰ってるんですが……」という問い合わせでした。
急いで日村さんに連絡し、理由を聞くと、コンペから帰る途中、ガソリンが無くなりガソリンスタンドに寄ったものの給油口の鍵を持っておらず給油ができないため、車を置いて千葉のゴルフ場からタクシーで帰っているとのことでした。
そして翌日、日村さんは再び千葉まで車を取りに行っていました。

 

せっかくグルメAD・ヨシノさんから頂いた日村エピソード:「コンビニ」

 

これはせっかくグルメのロケで日村さんと一緒に地方に行ったときの話です。
いつものようにロケを終え、スタッフと軽い打ち上げをした後のロケバス。
ホテルに向かう途中、コンビニに寄ることになったので僕は日村さんに「何か要りますか?」と尋ねました。
すると日村さんは「あ、あれが飲みたい。あのー、ドクターマーチン!」と答えました。
僕が聞き間違えたのかと思い聞き直すと、日村さんはもう一度、「ドクターマーチン買ってきて!」と言いました。
僕は勇気を出して「日村さん、ドクターマーチンは靴のブランドですが……」と指摘。
すると日村さんは「あー、間違えた! ドクターマーチンじゃない! 氷結だ! 氷結買ってきて!」
ドクターペッパーとドクターマーチンを間違えるならまだしも、一体どこをどう間違えたら氷結がドクターマーチンになるのか、不思議でした。

 

磁石・永沢さんから頂いた日村エピソード:「赤の付く魚」

 

日村さんと後輩数人でお寿司屋さんに行ったときの話です。
日村さんは注文するネタを選びながら僕たちに「あのー赤の付くやつ何だっけ?」と言いました。
僕が「赤貝ですか?」と聞くと日村さんは「違う! 魚!」と言い、「じゃあマグロの赤身ですか?」と聞くと「いや違う! 赤の付く魚!」と、そこから10分ほど全員で考えました。
途中から寿司屋の大将まで一緒に考えてくれたのですが延々と答えは出ず、それでも日村さんは「絶対あるよー、赤が付く魚あったはずだよ!」と、最後はスマホで寿司ネタの一覧を調べ始め、ひと通り見たところで「ああ、これこれ! これだ! 金目鯛!」と、ひとりでスッキリしていました。

 

ネゴシックスさんから頂いた日村エピソード:「旅行の動画」

 

日村さんが旅行に行くと必ずその道中でカメラを回した動画を、僕が編集しています。
その際、日村さんはプライベートな旅行なのに、必ず空港でオープニングトークを撮影しています。
日村さんはその動画を家で観ながらお酒を飲むのを楽しみにしているらしく、動画の編集に対し、BGMはこの曲をつけてほしいなど、意外と細かな指示が出るんです。
そしてその指示は徐々にエスカレートしていき、前回の旅行では、編集した動画を観た日村さんから「オープニングトークの喋りが聞き取りづらい。次回の旅行までに旅行メンバー全員分のピンマイクを買っておくように。」という指示が出ました。

 

コンビニに行くADに「ドクターマーチン買ってきて!」は一生忘れることはないでしょう。

 

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