TBSラジオ「JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」の年明け一発目が2017年1月6日に放送されました。
新年一発目は島田秀平がバナナマンの一年を占うのが恒例となっています。ですが、バナナマンの2017年を占う前に島田秀平自身の今後についての話題になりました。
芸人としてよりも手相占いをする人として売れてしまった島田の苦悩が語られたのですが、その中でこれからの活動が楽しみになる話題もあったのでやりとりを書き起こしてみたいと思います。
設楽 自分自身はどうなの? 自分で占ったりしてんの?
島田 一応やってます。
設楽 40(歳)とかどうなの?
島田 自分は今年いろんな決断が大事になって、もうどっちに進むかっていうのをしっかり決めていかなければいけない時期っていうのを。
設楽 岐路に立ってんの?
島田 はい。
日村 おお。
島田 だから、それこそ相談したいくらいな感じなんですよ。
設楽 でも、相談も何も、結婚もしたんだしさ、ある程度の地位を築いてんだからいいじゃんねえ。
日村 うん。
島田 だからそれこそ手相「芸人」とかって面白いことも言ってないのにやってるところもあって。
日村 アハハハ。
島田 そこをいよいよ「芸人」を捨て、手相で行くのか、とか。
設楽 確かにもう「芸人」って言われても、別にネタやってるわけでもないでしょ? やってんの、ネタとか?
島田 トークショーとか、手相漫談みたいな形ではやらせてもらってるんですけど、まあね、そんなウケもしないですから。
設楽 「芸人」が付いてるからじゃん?
島田 あ、もう手相占い師として?
設楽 「手相」の島田で行けば、面白いから、「あれ、何この人?」になるんじゃない? もう「芸人」取ってもいいんじゃない? 号泣も解散して何年よ? 号泣だよね、元々?
島田 号泣なんですけど、赤岡が、赤岡って、すいません、元相方がまたこの業界に戻ってきて。
日村 え!?
設楽 風俗業界じゃないの?
島田 風俗業界じゃないですよ! 赤岡は。
設楽 風俗業界の受付じゃないの?
島田 やってない、やってない、やってない。
設楽 戻ってきたの?
島田 ちょっと、脚本みたいな、お笑い劇団の脚本みたいなことをやり始めたりしてて。
日村 えぇー!? 戻ってきた!?
設楽 でも、そうなのかな、やっぱり。そういうことになるのかあ。
日村 好きなんだね、結局。
設楽 結局ね。
島田 だから、あいつに連絡とってまた漫才やってみようかな、(赤岡に)言ってみようかなとか思ったりもしてるんですけど。
設楽・日村 えぇー!?
設楽 やめたほうがいいんじゃない?
島田 やめたほうがいいですか?
設楽 いやわかんないけど、やりたいんだったらいいけどさ。もう号泣で散々やって売れてねえんだからさ。
島田 そうなんです(笑)
設楽 もう1回やったからって売れるかどうかなんてわかんないよ。
日村 そうだよ。
島田 でも自分の悩みでもあった手相「芸人」って言ってるのに全然芸人っぽくないなっていうところで、赤岡とまたやれたら、ちょっと……。
設楽 やりたいの? ネタ。
島田 すごい、M-1なんか見てて、かっこいいなとか。
日村 えぇ!?
島田 やっぱネタやってる人かっこいいですよね。
設楽 うーん、でもどうかね。
日村 去年だったら良かったよね。去年だったら、島田が言ってたけど、ラッキーカラーが赤だったんだって。
設楽 紫じゃなかった?
島田 そうです、赤と紫です。
設楽 なんで? 赤岡だから?
日村 赤岡だから(笑)
島田 ただですね、来年(2017年のこと)のラッキーカラー、言っちゃっていいですか? 赤と黄色なんですよ。
設楽 え!
島田 設楽さん、今、(格好が)赤と黄色だから(笑)
(中略)
設楽 じゃあ赤岡と。
日村 赤岡とコンビ組むのも行けるってことでしょ?
島田 ちょっとやってみてもいいですかね(笑)
設楽 まあやりたいんだったらやったほうがいいよ。
島田 ただこれ相手には全然言ってないことなんで、これから連絡とってみて、いいよって言ってくれたらなんですけど。
設楽 まあお互いさ、ある程度やってることがあるんだったら……でもさ(お笑いが)好きな人って絶対好きだから、やりたいんだったらやったら? ネタ作って舞台出てみるっていうのは、いいんじゃない?
島田 それこそM-1とかチャレンジしてみて。
設楽 まあいいんじゃない? 決勝行けなくたって別にそれはね。多分行けないと思うよ。
島田 そんな甘くないですから、本当に。
設楽 でもわかんない、時代が早かったからあのときはそんなだったけど、今だったらもしかしたら行けるのかもしれないし。
日村 そうだ、うん!
島田 頑張ってみたいと思います。
設楽 本当ー?
日村 ええ、宣言しちゃったよ。
島田 まあ赤岡がなんて言うかわかんないですから。
設楽 断るんじゃない?
日村 アハハハ。
島田 一応、報告だけします、断られましたって。
設楽 すごいね、これで漫才もやったら……、そしたら「芸人」取れないじゃん?
島田 はい、でもそしたら自信持って手相「芸人」ですって言えるかなっていう。
設楽・日村 ああ。
日村 なるほどね。
設楽 いいんじゃない?
日村 いいと思う。
島田 はい、ありがとうございます。
収入も安定して、結婚して、地位も築いている島田が、それでも芸人としての自分を気にしていて、ネタに対する憧れのようなものを感じているということが伝わってきて、なんだか嬉しい気持ちになりました。
やっぱり「笑わせたい」ってことなんですかね。
号泣が復活してネタをしてくれるなら、見たいですよね、それは。
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号泣というコンビについて
島田秀平は元々「号泣」というお笑いコンビでした。相方は赤岡典明。赤岡がボケ、島田がツッコミで主に漫才をしていました。事務所はホリプロコムだったのでバナナマンの直属の後輩に当たります。
今でも鮮明に覚えているのはNHKの「爆笑オンエアバトル」でネタを披露する姿です。同音異義語のような言葉に関するネタが多かったような気がします。
元「号泣」赤岡典明の現在
元号泣の赤岡が業界に戻ってきたというのを知って調べてみたところ、Twitterのアカウントを見つけました。
現在はGOOSE EGG theater、GRahAMBoxという2つの劇団で脚本家をしているようです。
島田の「また漫才をやりたい」という打診に対して赤岡はどう応えるのか。島田による結果報告を楽しみに待とうと思います。
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